札幌で、すがもりによる屋根リフォームをしました。
無落雪屋根の心臓部は排水溝(樋)にあります。その為に、冬期間のすがもり・融雪水が浸入する事例があります。
今回の事例は、排水溝の端にボックス(箱)を設けており、雪解けにボックスのつなぎ目から融雪水が入り込んでいた事例です。
本来、排水溝(樋)は、全長一枚物で成形加工し、舟形形状にしますが、何かしらの理由で、長さが足りず、途中までで納め終わって
いるケースです。そうなると、端までの間隔にすき間ができてしまいますので、木下地等でボックスを作り、屋根材とつなぎ合わせの仕上がりになります。その工法で行うと、後々、すがもりや雨漏りを発生させる原因になります。
屋根工事前
排水溝(端部のボックス廻り)
下記のような排水溝に囲いボックスがあれば、要注意です!
◎安心確かな屋根リフォーム工事完了後◎
屋根リフォーム工事
排水溝の端っこにあったボックスを撤去します。 |
ボックスを撤去した部分を造作をしつなげます。 |
排水溝(樋)を一枚物で現場成型加工をします。
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無落雪屋根にある、排水ドレンも全て交換します。 |
排水ドレン(自在ドレン)を取り付けしました。 |
成型した排水溝を敷設します
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屋根材と屋根材のつなぎ(ハゼ)には、防水シール材を入れています。 |
屋根材を留める(吊子)を打ち込みます。 |
以前のすがもり・雨漏りの原因であったボックスは無くしました。
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当社が使用する屋根トタン材(北国の厳しい気候条件にも耐えれる製品)
リフォームデータ
【施工場所】 | 札幌市北区 |
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【リフォーム箇所】 | 下屋根板金葺替工事 |
【リフォーム期間】 | 1日間 |