屋根のメンテナンスはなぜ必要ですか?
屋根には様々な負担がかかっています。
健全なお住まいにくらしている場合、普段から屋根のメンテナンスやリフォームを意識して生活している人はほとんどないでしょう。しかしどんな屋根であってもメンテナンスやリフォームが必要な時期がやってきます。屋根がどんな環境におかれているか想像してみて下さい。晴れの日は容赦ない紫外線に曝されています。降雨の際には雨に叩かれます。強風の際には風に耐えるだけでなく、吹き付ける砂や土埃とも戦わなければなりません。これに雨が加わることもあります。夏の酷暑、冬の酷寒、季節風と数えたらきりがありません。屋根には徐々にではありますが、ダメージが蓄積され続けているのです。
そのほかにも様々なリスクから私達を守っています。
さらに屋根やお住まいにダメージを与えるものとして地震があります。お住まいが海の近くならば塩害も心配しなくてはいけません。北海道日本海岸部では海岸から20㎞の範囲まで塩害が及びます。積雪地域では融雪剤が撒かれます。融雪剤の成分は大半が塩分です。気温が低い山中では凍結防止のために道路に凍結防止剤が撒かれることがあります。この凍結防止剤の成分も塩分が主体です。
◎すがもり・雨漏りの原因はどこにありますか?
原因が何処にあるかを確かめる事によって、対処が用意になります。原因を無視してしまうと、屋根も建物も本来の性能、耐久性が低くなります。それどころか、悪化するのは必然です。私達が得意とする葺き替え工事は、現状回復にとどまらず、耐久性の向上を目的とする改造・変更・少し手を加えることによって、いつまでもすがもり・雨漏りのない快適な環境で生活を送っていただく。その事だけを考えています。
◎人が安心して生活を続けるために
屋根とは、人が安心して生活を続けるために、そして、大切な家を守るためにはとても重要な部分です。私達が今までやっていた工事のほどんどが葺き替え工事です。様々な現場を施工し、多くのすがもりを見てきました。屋根だけが原因のすがもりではなく、壁を伝うもの外壁や窓から水が入る場合もあります。
N様邸の下屋根板金葺替改修工事の様子
【現在の状況】
屋根は現在、緩やかな三角屋根でありますが、屋根トタン材質そのものも凍害・雪などにより、年数の経過とともに、老朽化しております。その結果、ハゼが全体的に開いていると思われます。又棟納めが全体的に開いてきております。
【因みに、トタンの原理は、新しい屋根トタンの場合は、寒くなると縮まり、暖かくなると開く作用が繰り返されます。しかし、年数が経ちますと、縮まるさようがなくなり開いた状態のままになってしまいます。】
このまま放置しておきますと、上記の箇所などから、さらに雨水等が入り込み、屋根木下地や天井下地まで腐食劣化が進行をし、すがもりが発生します。その上、屋根下地材が屋根自体の重さに耐えられなくなり、室内の天井が陥没などのの現象も出ることも十分考えられます。又、人体に有害な、湿気・カビが発生しますので、早急な工事を要します。
【施工内容】
既存の屋根トタン(下屋根野地面・笠木・排水溝)を屋根軸組下地に衝撃をあたえることがないように剥がし撤去をし、下地安定処理調整をまんべんなく行います。その後、『寒冷地用防水ルーフィング』を全面(野地面)に敷き込み、その上に『寒冷地用長尺ガルバリウムカラートタン鋼板』を頑丈に敷きますので耐久性のある丈夫な完全防水の屋根になります。又、三角頂点部(棟)に関しては、棟つかみ巻き込み防水加工を堅固に行っていきます。壁際の立ち上げに関しては、立ち上がり防水納め加工(雨仕舞い加工)を行います。これにより、下屋根からのすがもりの心配はありません。
※屋根工事をお考えの方は、住まいのユウケンまでご相談・お問い合わせ下さい。
「どこに工事を頼んだら」とお困りの時、ユウケンにお問合せ下さい!!
最高50年の現場経験者を始め、豊富な経験ある職人達と確かな資格・知識を持った担当者が対応しますので安心です。
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