冬で傷んだトタンのサビが目立っていませんか?

冬で傷んだトタンのサビが目立っていませんか?

サビが出たら早急に対処を

水分や空気だどが作用してサビが発生します。サビが目立つようなら、葺き替えが必要です。サビは水分などが作用して起こる化学変化により金属の表面に酸化物ができるものです。北海道の場合、屋根材にもっぱら金属製品(カラートタンなど)が使われており、塗装を焼き付けるなどして防サビ対策がなされていますが、それでも雨や雪の悪影響を及ぼすのはよく知られるところですし、酸性雨による悪影響も懸念されます。トタン屋根はこまめに状態を見て補修と塗り替えをする必要があり、サビが目立つようであれば屋根葺き替えが必要です。なお、サビの出方は、屋根材の材料や屋根の形状や煤煙が多い海岸に近いなど住宅を取り巻く環境によっても異なります。

◇濡れていたり、傷があるとサビの進行を早めることに

今日、屋根材に用いられる一般的なトタンの厚さは0・35㎜。防サビ効果の高い材料が用いられていますが、材料そのものが非常に薄いために、サビや傷にはくれぐれも気をつけなければなりません。ちょっとした傷がもとでみるみるサビてきますし、屋根がむれていると一層進行が早まります。雪降ろし中にスコップの先で屋根を傷つかたりするとそこからサビてしまいますし、屋根の上に釘が一本載っているだけでもサビの誘因になりますから、十分注意しましょう。

 

 

北海道の冬から春先に多発するすがもり

◇すがもりはなぜ起こるか?

そのそもなぜすがもりが発生するのか?すがもりが発生するまでの流れをご説明します。

①家の中の暖かい空気や春先の暖かい日差しによって、屋根に積もった雪が解けだします。

②融けた水が軒先へ流れます。そして夜間の冷たい外気によって軒先で塊となって凍りつきます。(つらら)

③これが繰り返し起こると、軒先で凍った氷の塊によって雪解け水が遮られ、ダムのように屋根上に溜まります。

④その行き場のなくなった水が屋根板材のハゼ(屋根のスジ状に見える部分)から染めて、すがもりが発生します。すがもりは屋根の形状や、スノーダクト屋根に関係なく発生します。

◇屋根の次に多いのが、窓や壁周りに異常がでるケースです

外壁に使用しているコーキング剤の劣化やサッシの老朽化ですがもりを起こすと言ったケースもあります。見た目にはわからなくてもすがもりの原因は住宅によって様々です。まずは一度ご相談下さい。

 

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