雪に強い屋根材を知っておこう!

雪に強い屋根材を知っておこう!

 

 

今まで雪に強い屋根材について意識をして考えたことはありますか?

新築の場合にはもちろん、リフォームの場合にも降雪量の多い地域の方は雪に強い屋根材にしておくことによって降雪量が多い場合でも安心の出来る屋根にしてみませんか。今回は雪に強い屋根材についてお伝えしていきます。

◇雪に強い屋根の条件とは?

雪に強い屋根の条件として最も重要な条件は、吸水率が低く雨漏りになりづらい構造である事です。吸収性が高かったり、雨水が入り込みやすい構造だと屋根の内側に入り込んだ雨水が凍結して、屋根材自体を痛めてしまうからです。その点、金属屋根、特にガルバリウム鋼板は、密閉性が高く水が入り込みにくい構造になっている為、豪雪地域では特に好んで使用されています。

◇北海道や東北などでは金属屋根の家が約70%を占めています!

北海道や東北の特に積雪が多い地域などでは、瓦屋根は少なく金属屋根が70%を占めていると言われています。瓦屋根の少ない理由としては、豪雪で瓦自体がズレてしまう恐れがあり、その為雨漏りが発生したり、瓦内部に入り込んだ水が凍結し、瓦が割れる恐れがあり、その為雨漏りが発生したり、瓦内部に入り込んだ水が凍結し、瓦が割れる恐れがあり、その為雨漏りが発生したり、瓦内部に入り込んだ水が凍結し、瓦が割れる原因になる恐れがある為、瓦屋根は敬遠されている様です。更に北海道や東北の豪雪地域では、落雪による事故の防止の為や雪降ろしが不要になるようにと作られた、無落雪屋根が主流となっています。この無落雪屋根の屋根材も板金である為、これも瓦屋根が少ない理由と1つと言えるでしょう。

◇金属屋根の特長

金属屋根を色彩石綿板屋根と比べると、次の2つのメリットが挙げられます。

【雪に強い】

屋根に積もった雪は住んでいる人の熱で解けますが、建物から出た庇には雪が残り融けた部分と残っている部分に段が出来てその部分に水が溜まります。瓦葺きの場合、留まった水が中に染み込んでしまい、雨漏りになる恐れがあります。一方、金属の場合は組み合わせてほぼ密閉される為、水が入り込みにくくなっています。

【地震に強い】

屋根が重いと建物の重心が高くなり、揺れた際に水平力や降り幅が大きくなる為、結果として建物の倒壊を引き起こす可能性が高まります。重量で言えば、瓦屋根の家は自動車約7台分、地震の際のリスクは高まります。金属屋根の場合の重量は、自動車1台分です。

札幌のN様邸の屋根板金葺替改修工事

【現在の状況】

現在の本屋根トタン及び下屋根トタン(無落雪屋根)・排水溝(樋)は材料そのものも凍害・雪などで、年数の経過とともに、腐食劣化が進行し不良状態にあります。又、ハゼ(トタンとトタンのつなぎ目)が全体的に開いております。その上、弊社の工法よりも、つなぎが非常に多く、水が入りやすい状況でコーキングなどで補修されている箇所が多々あります。上記の点からも、現在、雨漏り・すがもりしていても決して不思議ではない状況で、このまま放置しておくと、さらに天井・壁などに、水が入り込み、木下地などの腐食劣化につながります。

【施工内容】

既存の屋根トタン(屋根野地面・笠木・排水溝)を屋根軸組下地に衝撃をあたえることがないように剥がし撤去をし、現在の本屋根・下屋根の排水溝(樋)を解体・撤去をします。それに併せて、スチールバルコニーも解体撤去をします。その後、『寒冷地用不燃谷コイル』を現場成型加工をし、堅固に設置をします。その上、自在ドレンに防水処置を行ってから既存排水パイプに接続をします。その後、『寒冷地用長尺ガルバリウムカラートタン鋼板』(野地面・笠木)を頑丈に葺きます。又屋根と壁の立ちあがり部に関しては、屋根トタンを立ち上げ、防水処理(内コーキング等)を堅固に行います。その上で、既存外壁材の防水納めを考慮した上で、防水金属納め及び雨仕舞いを行っていきます。耐久性のある丈夫な完全防水の屋根になります。これにより、屋根からの雨漏り・すがもりの心配はありません。

※屋根工事をお考えの方は、住まいのユウケンまでご相談・お問い合わせ下さい。

 

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