冬の前にトタンがサビてはいませんでしたか?

冬の前にトタンがサビていませんでしたか?

出さない、出たら早急に対処

サ ビ

水分や空気などが作用してサビが発生。サビが目立つようなら、葺き替えが必要です。サビは水分などが作用して起こる化学変化により金属の表面に酸化物ができるもの。北海道の場合、屋根材にもっぱら金属製品(カラートタンなど)が使われており、塗装を焼き付けるなどして防サビ対策がなされていますが、それでも雨や雪の悪影響を及ぼすのはよく知られるところですし、酸性雨による悪影響も懸念されます。トタン屋根はこまめに状態を見て補修と塗り替えする必要あり、サビが目立つようであれば屋根の葺き替えが必要です。なお、サビの出方は、屋根材の材料や屋根の形状や煤煙が多い・海岸に近いなど住宅を取り巻く環境によっても異なります。

◎濡れていたり、傷があるとサビの進行を早めることに。

今日、屋根材に用いられる一般的なトタンの厚さは0.35mm。防サビ効果の高い材料が塗られたり焼き付けされたりしていますが、材料そのものが非常に薄いために、サビや傷にはくれぐれもきをつけなければなりません。ちょうとした傷がもとでみるみるサビてきますし、屋根がむれていると一層進行が早まります。雪降ろし中にスコップの先で屋根を傷つけたりするとそこからサビてしまいますし、屋根の上に釘が一本乗っているだけでもサビの誘因になりますから、十分注意しましょう。

 

【現在の状況】

現在の本屋根トタン及び下屋根トタン(無落雪屋根)・排水溝(樋)は材料そのものも凍害・雪などで、年数の経過とともに、腐食劣化が進行し不良状態にあります。又、ハゼ(トタンとトタンのつなぎ目)が全体的にひらいております。その上、弊社の工法よりも、つなぎが非常に多く、水が入りやすい状況でコーキングなどで補修されている箇所が多々あります。上記の点からも、現在、雨漏り・すがもりがしていても決して不思議でない状況で、このまま放置しておきますと、さらに天井・壁などに、水が入り込み、木下地などの腐食劣化につながります。

【施工内容】

現在の屋根トタン(屋根野地面・笠木・排水溝)を屋根軸組下地に衝撃を与えることがないように剥がし撤去をし、現在の本屋根・下屋根の排水溝(樋)を解体・撤去をします。それに併せて、スチールバルコニーも解体撤去をします。その後、『寒冷地用不燃谷コイル』を現場成形加工をし、堅固に設置をします。その上、自在ドレンに防水処置を行ってから既存排水パイプに接続をします。その後、寒冷地用防水下葺きフェルトを全面(野地面・排水溝・笠木・淀板金)に、まんべんなく敷き込み、その上に『寒冷地用長尺ガルバリウムカラートタン鋼板』(野地面・笠木)を頑丈に葺きます。又、屋根と壁の立上がり部に関しては、屋根トタンを立ち上げ、防水処理(内コーキング等)を堅固に行います。その上で、既存外壁材の防水納めを考慮した上で、防水金物納め及び雨仕舞いを行っていきます。耐久性のある丈夫な完全防水の屋根になります。これにより、屋根からの雨漏り・すがもりの心配はありません。

※屋根工事をお考えの方は、住まいのユウケンまでご相談・お問い合わせ下さい。

 

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