住宅リフォーム診断と進め方

住宅リフォームの診断

住宅リフォームの施工として、不確定要素(既存部材などの状態に応じて現場で対処しなければならない部分)が多く、既存部分への養生の配慮や、小規模施工に伴う材料や手間のロスなど、工事費の増大につながる事例が多いのが事情です。また、リフォームに係わる『診断』が的確に行われない場合には、

◎適切な見積が行われない

◎実際の施工に際して、工事範囲が一定しない

◎施工現場での変更が多発し、その都度、施工金額が変更されるなど

の問題が起こる可能性が高くなります。見積書は、施工する範囲・方法、作業工程数などを明示するとともに、施工会社のリフォーム工事に対する取り組み姿勢を表したものとも言えます。そういった意味からも、適切な見積りを提示するためにも、的確な診断は欠かせません。

 

診断の進め方

リフォームに係わるこれまでの診断で重視されるのは技術者自身の経験勘であり、これが客観的な資料やデータとして示されることが少ないため、住まい手側から診断自体の有効性に疑問をもたれるケースが多いのが実状でした。診断は、住まい手側から傷みや不具合があると指摘された箇所のみを確認するだけでなく、そのような状況に至った『原因』などを探り出し、改善方法を示していく姿勢も大事です。

■住宅における『診断』とは

・住宅の状況・状態

・住まい手が改善してほしいと望んでいる問題点・課題を的確にとらえる

・専門的な立場からの住宅の調査・評価

・具体的で適切なアドバイスを与えること

と位置づけることができます。また、リフォームにおける診断の場合には、単に建物・設備機器などを対象とするだけでなく、住まい手の暮らし方や人間関係などの面も含めた広い視野からの現状把握・分析とアドバイスが重要となります。

 

 

 

毎日使う所だから、使いやすく・お手入れラクラクスッキリに

こちらのお宅は、収納量のアップとキッチン廻りをスッキリしたいとの要望がありました。そこでキッチンの上部部分のスペースを有効利用をし、吊戸棚を新たに設けて、システムキッチン(I型)を設置しました。奥様もたいへんお喜びになられておりました。

工事前のシステムキッチン。キッチン用品が吊戸棚には、入りきれなく、調理スペース等に置いてありました。

工事後のシステムキッチン。収納量をアップさせ、配管スペースをシンク下に持っていくことにより、奥行もスマートにしました。

昇降機付の吊戸棚を設置しました。

キッチン廻りのお手入れが楽になるように、耐火キッチンボードを貼り、油汚れもサッと拭くだけで落ちます。

吊戸棚を設置して収納量をアップさせました。
シンクもあえてセミシンクを使うことで調理台も広く使えるようにしました。
ガスコンロも3つ口コンロです。
リフォーム工事をお考えのお客様は、住まいのユウケンまでご相談・お問い合わせ下さい。

 

 

 

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