金属サイディングデザイン性向上により注目を集めています!
金属サイディング
美観性と機能性に高まるニーズ
天然石、タイル、レンガ調も自在。軽くて丈夫な外壁材として人気の金属サイディング。近年はデザイン性の向上により、ますます注目を集めています。機能に加えて美観性にも優れた素材です。
◎立体的を出す深彫りで、意匠性が向上
ひび割れや凍害に強く、丈夫な外壁材として人気がある金属サイディング。窯業系サイディングの約3分の1の軽さで、リフォームにも適しています。デザイン面では従来はシンプルなものが多かったが、近年は意匠性が向上。深絞り技術によって、5mmまでの深彫りが可能になっています。目地部分と全体的に凹凸を入れることで、多彩な表情を出せるようになりました。表面的な2色や3色の塗装まで、自然な質感の表現にこだわり、金属ならではの光沢を生かして高級感を表現。付属品まで2色使いもあり、タイルやレンガ調は、より本物のイメージに近くなり、深みのある外観を演出できるようになりました。最近の人気は天然石調です。自然石をランダムに切り落として積んだような表面が、光を乱反射する商品の開発が進んでいます。
◎美観を長く保つ機能を付加したタイプも
近年の傾向では、高機能な塗装を施したタイプも登場。安定性の高いフッ素を焼付塗装することで、色落ちが少なく、長期にわたり外観を美しく保つタイプ。耐久性に優れた特殊クリア塗装により、太陽の紫外線をシャットアウトし外壁塗膜の自然劣化、色褪せを軽減するタイプなどがあります。『セルフクリーン機能』により、汚れが付きにくく落ちやすくした製品もあります。
□外壁診断結果
札幌北区(A様邸)
現在の外壁は、窯業系石膏ボードサイディング(原料としては、セメント質原料及び繊維質原料成型し、養生・硬化させたもの)で窯業系サイディング自体には防水性が全くありません。そのために塗装をすることによって、防水性が薄くなり、剥離・劣化状態になり、壁の中に雨水等などが入り込んでいます。
現在の窯業系石膏ボードサイディングにリシン吹付を行っております。板材そのものに塗膜(防水性)が全く無い状態で、全体的に板材が雨水等や凍害現象などによりサイディングが劣化損傷状態にあり、特に窓廻りや2階の窓上などは雨水が入り込みさらに板材が破損劣化しております。又接合部のシリコン系コーキング剤も硬化して硬くなっており、コーキングに亀裂が入ってすき間も生じております。
又、出隅コーナー役物には、本来、水が侵入しないようにするために、コーキングなどの処置しないといけませんが、現在、施されておりません。出隅は建物を支える遠し柱・管柱など、構造上大変重要な箇所でもあります。そのために、出隅コーナーに水などが入り込むと大事な構造材まで、腐食劣化して、建物が支えられなくなります。建物は4隅が大事になってきます。このまま放置しておきますと、劣化した板材などからさらに融雪水や雨水などが入り込み、今以上に壁下地を劣化・腐食をさせ、人体に有害な湿気・サビなどが発生させ、健康に害を及ぼすことにあります。これからの季節は気温も下がり、雨や雪も多くなります。それによりさらに外壁の板材の劣化進行が進み又、内壁も剥がすことにより、大掛かりな工事と過大な工事費がかかりますので、そのようにならないためにも早急に工事をすることをおすすめします。
【相談員及び診断員から】
外壁は、直接外気に接する場所であり、小手先のきかない場所でもあります。又、カビや湿気は人体・建物によっては、大敵であり、知らず知らずに進行が進んで、取り返しがつかなくなり、今以上に外壁・内壁をはがすことになり、大工工事に発展する事も多々あります。建物の寿命は外壁にあるといっても過言ではありません。外壁は、劣化・腐食をしている箇所を処置(剥がすなどの処置)をせずに外壁を仕上げる業者もあり、割りと手抜き工事をされている事が多々あります。年数の経過とともに、欠陥状態が現れます。しっかりとした技術・工法、そして、長年の経験と知識が豊富な工事会社に頼む事が大事です。
コーキングが劣化しております。
外壁改修工事をお考えの方は、住まいのユウケンにご相談・お問い合わせ下さい。
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