どのタイミングが塗装or葺き替え時期? 札幌でリフォーム改修工事
■屋根
屋根材には屋根用のカラートタン(塗装溶融亜鉛メッキ鋼板)が最も多く利用されています(鋼板のサビを防ぐため、亜鉛アルミを含む物もある)。メッキで防サビし、鋼板の保護と意匠性を高める目的で焼付塗装が行われていますが、日光、雨、結露、温度変化、空気中の亜硫酸ガスや海塩粒子、落雪、雪止め家具などによって塗膜厚さの減少やふくれ、サビなどの経年劣化を生じます。塗膜のつやがなくなったり色が褪せてきたら、第1回の点検時期です。摩擦などにより塗膜が薄くなったりなくなったりすると、塗り替えの時期です。もし、塗膜に微細な膨れなどや、白サビ、赤サビなどが見られたら、早急に塗装し直す必要があります。厚さ0.35mm程度の鋼板で全面に赤サビが生じている場合は、サビが貫通していることが多く、葺き替えるべきです。
屋根塗装もいろいろ性能を熟知して吟味すべし
塗り替えに使われる塗料にはいろいろありますが、最近主流を占めているのはシリコン樹脂とフッ素樹脂です。シリコン樹脂塗料は、口紅やアイシャドウ、シャンプーなど身近に使われているものから、航空機やスペースシャトルにも使われており、耐久性や耐熱性に優れた人体にも優しい素材。シリコン自体が非常に安定した物質であるため、シリコン樹脂塗料は紫外線に強くて汚れが付きにくかったり、防カビ、防藻性能が高いのが特徴です。長く光沢を保ち、耐久年数は約10~15年で、コストパフォーマンスも高いため、最近ではよく使われるようになりました。なかでもアクリル樹脂と融合させた「アクリルシリコン樹脂」は耐水性や耐薬品性、耐油性があり、汚れが付着しにくい上にとりやすいというメリットを持つため、広く使われています。
札幌でリフォーム改修工事
収納の基本は適量+適材箇所
まず意識しておきたいのは『効率よくたくさんしまえる』ではなく、『使う時に取り出しやすく、使い終えたらしまいやすい』ことです。収納場所が合っていないと物は出しっ放しになる可能性が高く、一方、不適当な場所にしまわれたものは高い確率で死蔵品になります。
リビングなどが散らかる理由
キッチンやトイレなどの使用目的が明快な場所では、置く物も思い描きやすいので、それらを収めるスペースを確保しやすく、しまったものが見渡せるつくりの収納を心がけることが出来ます。これはストック品を溜め過ぎず、死蔵品で収納をいっぱいにしないために大切な事です。リビングやダイニング、玄関、洗面所などが散らかりやすいのは、意外に使用目的が単純ではなく、予想外の物の出入りが多い点にあります。玄関には下駄箱、洗面所には洗面台の収納、ダイニングには食器棚があるくらいで、リビングに至ってはまともな収納がない場合が殆どです。しかし実際は着替え、子どもの勉強や遊び、家庭の事務作業、化粧や身繕いなど、さまざまな用途で使われます。そしてそれにまつわる品々が納まるところなく置かれます。リフォームでは、これらの場所に必要な収納を考えることが重要です。ヒアリングポイントの項目を参考にしてみてください。
リフォーム前の注意点
収納で気をつけたいのが『奥行き』です。深く作り過ぎると物を前後に並べてしまい、奥の物が取り出しにくくなるうえに見えにくくなります。スペースが無駄になり、死蔵品をつくりやすいので、入れるものを想定して適切な奥行きを考えます。ただし、棚には背板や扉の厚みがあるので、有効な奥行きを考えましょう。他にも収納の高さ、扉の有無、引き出しにするかしないか、棚板の高さ、取っ手の高さなどを検討します。
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