札幌でも、まだ油断できない新型コロナウイルス

先月の緊急事態宣言が解除されて、少しずつ札幌にも、活気づき初めているようにも見えますが、まだまだ油断を許さない状況が続いております。目には見えないウイルスであって、自己防衛も限度があるのが、実情ですが、本日は、住宅のエキスパートに関して、換気について、先日、一般社団法人日本建築学会などの団体より、新型コロナウイルス感染制御における換気についてのＱ＆Ａ形式で書面が出されておりましたので、ご紹介致したいと思います。一人一人のちょっとした行動で防ぐ事もあります。この国難に全国民が一致団結をし、一日でも早い終息を願っております。

新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して「換気」に関するＱ&A

厚⽣労働省の新型コロナウイルス感染症対策専⾨家会議において、クラスター（集団）感染発⽣のリスクが⾼い場所として換気の悪い密閉空間があげられていました。しかしながら、換気の具体的⽅法や学術情報は⽰されていませんでした。⼀般社団法⼈⽇本建築学会と公益社団法⼈空気調和・衛⽣⼯学会は、2020 年 3 ⽉ 23 ⽇に共同で緊急会⻑談話「新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して」を発出し（⽂献１）、換気に関する情報提供を⾏っていくことを表明しました。本報告では、換気について⼀般の⼈が間違いやすい点、誤解しやすい点を中⼼にQ&A⽅式で解説を⾏いました。

⾃分が⽣活している住居や職場が換気の良い空間なのか或いは悪い空間なのか、効率のよい換気をするにはどのようにすればよいのか、不安に感じる⼈は多いと思います。現状では新型コロナウイルスの感染を制御するために、どの程度の換気を⾏えば⼗分なのかについては科学的根拠のある情報が得られていないため、その情報提供は⾏われていませんが、正しい換気の⽅法は汚染物質が何であっても⼤きくは変わりません。今回の報告ではより深い換気の知識と運⽤法（⽂献２，３）についてQ＆A形式で解説します。換気を⾏うにありこの報告が参考になれば幸いです。