フラットルーフ(陸屋根)のすがもり・雨漏り事例
フラットルーフのすがもり・雨漏りとは?
北海道で一時普及したフラットルーフ工法は、屋根の上では風が舞っているので、おおかた吹き飛ばされる工法です。しかし、軒先から雪がせり出したり、つららができる事があります。
フラットルーフ(陸屋根)は1/100~2/100の緩やかな勾配を設けたほとんど平らな屋根です。常に雪が堆積している状況ですので、ハゼ(屋根トタンと屋根トタンのつなぎ)が開いたり、軒先部分に氷になりそこから融雪水などが入り込んで、すがもりする事が多いのです。又、サビ劣化・加工不良などがあるとスガモリが発生します。
フラットルーフのすがもり・雨漏り事例
工事前のフラットルーフです(サビ腐食が多々ありました)
屋根トタンを剥がすと、断熱マットが施されております。フラットルーフは、ほとんど平ですので、断熱マットなどを敷設しておくと断熱化になります。
小屋裏換気塔が2ヶ処施されておりましたが、結露防止に後付けで設置したとの事ですが、換気塔から水が浸入しておりました。この換気塔は撤去をし、塞ぎました。
破風板・淀木も腐食劣化しておりましたので、全部取り替えをしました。
寒冷地用下葺材(防水フェルト)を敷設していきます。
換気塔を撤去しました、小屋裏換気の不足も考えられますので、換気フードを設置しました。
今年は、雪解けが早く、屋根・外壁共に、点検できる時期になりました。冬期間で劣化損傷が数倍進行しておりますので、一度点検することも、家の寿命を長くすることになります。
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本日も、すがもり・雨漏りブログをご覧頂きありがとうございました。
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