無落雪屋根(スノーダクト)赤信号!排水溝は心臓部です!
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無落雪屋根(スノーダクト)赤信号
スノーダクトの排水溝は心臓部です!
ダクト排水溝(樋)はスノーダクトにとって一番大事な所でもあります。屋根トタンと谷コイルとのつかみ部分が年数の経過とともに、全体的に開いた状態になってしまいそこから雨水などが侵入しスガモリが発生します。
【トタンの原理は、新しい屋根トタンの場合は、寒くなると縮まり、暖かくなると開く作用が繰り返されます。しかし、年数が経ちますと、縮まる作用がなくなり開いた状態のままになってしまいます。】
ダクト排水溝にしている場合は、ときおり屋根とに上がって樋がきちんと機能しているか状況をチェックする必要があります。
【原 因】
①排水溝の谷コイルの不良
②排水溝とトタンの取り合い(接続部分)の不良
③トタンの傷み
④トタンのハゼ(つなぎ部分・他加工部分)
⑤排水ドレン不良
■札幌の屋根リフォーム専門店の『住まいのユウケン』からのアドバイス■
注)スガモリが天井に症状が出てきた時は、断熱材を漏らし、天井に融水が浸さ入し、さらに、野地面・屋根下地・柱・壁内と目に見えない最も退治な所が痛みだします。その結果天井がちる事もあります。大掛かりな工事に発展しますので的確な処置を行う事が大切です。
【排水溝の状態】
屋根工事にあたり診断結果
札幌のT様宅
2階の部屋からすがもりの症状が今年の春頃から出始め11月に入り、ポタポタと雨水が天井から落ちてきている状態でした。
【現在の状況】
屋根は現在、スノーダクト工法(無落雪屋根)でありますが、屋根トタンと谷コイルとのつかみ部分が全体的に開いた状態になっております。そこの隙間から雨水などが入り込んでおります。又、排水溝はスノーダクトにとって一番大事な所でもあります。
コーキングに関しましても、シリコンコーキングを使用している為、ドレン廻り・谷コイルの立ち上がり部分(両側)が剥離・劣化状態になっております。因みに、シリコンコーキングは硬化力があり弾力性が無くコーキングに亀裂が入りやすい材料なのです。屋根トタン自体も年数の経過とともに塗膜(防水性)が全くない状態で、全体的にサビが発生して部分的に穴が空いております。それらの箇所から雨水などが入り込み、屋根下地・天井下地まで腐食・劣化が進行し、スガモリが発生します。その上、屋根下地材が屋根自体の重さに耐えられなくなり、天井陥没などの現象も出ることも十分考えられます。又、人体に有害な、湿気・カビが発生しますので、早急な工事を要します。
【施工内容】
既存屋根トタンを屋根軸組下地に衝撃を与えることがないように剥がし撤去をし、又、現在の排水溝(樋)を剥がし・撤去をし、そこに『高品質耐久谷コイル』を堅固に施工します。そして、屋根トタンの木下地処理を十分に行い、防水フェルトを全面に、まんべんなく敷き込み、その上に『高品質長尺カラートタン鋼板』を頑丈に葺きますので、耐久性のある丈夫な完全防水の屋根になります。
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