屋根と結露の関係とは？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タイルのを使ったお風呂のリフォーム

屋根リフォームと結露（断熱）リフォームにあたり

すがもり

すがもりとは、屋根に積もった雪が溶けて、軒先で氷の固まりになってしまったときに、溶けてきた水がせき止められ、あまもりしてしまうことです。天井が断熱されていないままストーブを使うと、暖められた空気が屋根の雪を溶かしてしまうことが原因でした。。大きな氷の固まりの先にはツララができるので、大きなツララができるとすがもりを心配していました。

■結露の発生

北海道の住宅では冬に洗濯物を家の中に干したり、炊事や入浴から水蒸気が出ても冬にはあまり窓を開けないなど、水蒸気が家の中にこもりやすい生活をしています。防寒住宅ができる前の隙間が多い住宅では、家の中から出た水蒸気はすき間を通って自然に外へ出ていましたので、あまり問題になりませんでした。しかし、ブロック造によって気密が良くなり水蒸気が出ていかなくなると、断熱が不十分なことやストーブが一台しかいないので家の中に寒い部屋がでてしまい、その壁の表面や壁の内部で結露する問題が発生しました。

断熱材の種類

断熱材には大きく分けて『繊維系』『ブラスチック系』があり、繊維系断熱材が最も多く使われています。

【繊維系】

『グラスウール』

ガラスを溶かして細かい繊維の綿の状態に加工したもの。比較的に安い、火にも強いが、空気を通しやすく、吸収しやすい。

『ロックウール』

高熱に強い岩（鉱物）を溶かして、細かい繊維の綿の状態にしたもの。比較的安く、火にも強いが、空気を通しやすく、吸水しやすい。

【ブラスチック系】

『発砲ポリスチレンフォーム』

繊維系にくれべて断熱性が良く保水しにくいが、石油化学製品なので、火に弱い。

『発砲ウレタンフォーム』

熱を通しにくいガスが含まれた細かな泡が固まったもの。火に弱く、燃えたときに有毒ガスができる。

浴室リフォーム改修及び内部リフォーム改修工事

札幌西区　Ｂ様邸

既存の浴室モルタル壁／天井・床のタイル・コンクリート（２０ミリ）を解体撤去をします。浴室廻り（開口面）の木下地及び土台大引・骨組み下地を解体撤去をし、調整をまんべんなく行い、その後、浴室土台を耐久角材・部材について丈夫にします。又現在、浴室の床にかんしては、土間コンクリートで施工されており、浴室を支える為にたいへん重要な構造躯体でありますので、床土間コンクリートに関しては既存のまま残る感じになります。浴槽部分は洗い場より土間が下がっておりますので、土間均し打ちを施し、土間を平にします。その為に、浴室の入り口（現在は浴室の洗い場の床と洗面脱衣室の床の高低差は１５㍉）は現在の１５０㍉から５０㍉くらいになります。当社はさらに断熱化を高めるために特に床・壁・天井の断熱化を施し、ユニット化します。（高断熱グラスウールを隙間なくまんべんなく敷込みます。又浴室内の引き違いの窓に関しては、断熱化をしっかり行い、美観性上、白いアクリル板で窓を塞いでから、グラスウールを敷設します。それにより外気の冷気は遮断され、さらにユニットバスの断熱化が向上します。その後、『高品質断熱ユニットバス１２１６（０．７５坪）』を堅固に設置施工します。同時に浴室の給排水設備工事を行います。又洗濯用排水に関しても、現在浴室に流しておりますが、新たに、洗濯用単独の排水口を施工します。その後、浴室開口廻り造作を行います。浴室開口は今までの開きドアでなく、折戸になりますので、開閉はスムーズになります。浴室内の換気については天井換気扇を取付設備工事をします。今までのタイル浴室と違い、高断熱性・耐水性・耐腐性に富んだ完全防水な温かいユニットバスになります。浴室の入口の段差に関しても、現在のまたき高さにより、低くなります。内装に関しては洗面脱衣室の床クッションフロアー・壁・天井クロス（防湿・防錆び・耐候性・シックハウス症候群・健康材質）を貼ります。これにより、浴室廻りは明るくすっきりとした感じになります。洗面脱衣室の入り口の開きドア（Ｈ１８００）に関しては、ドア本体・ドア枠・敷居・子壁等を解体撤去をし、建付安定処理・調整（床・壁）をまんべんなく行い、『木製一本引き戸Ｈ２０００用』（引き戸本体・枠部材）を堅固に組立造作をします。これにより、入口の高さ・開口部ともに広くなり、段差のないフラットな入口になります。