５０年の屋根の歴史が見えるこの一家

屋根葺替の為、トタンを剥がしていくとマサ葺！

先日、屋根工事の当社の現場を見に廻りました。その中にあるお宅は、築５０年の家で、屋根を葺替する事になったのですが、とても珍しいマサ葺屋根でした。私の父方の祖父の家は、役所の官舎で平屋でした。その家の屋根がマサ葺き屋根でした。今はトタン屋根が道内では主流ですが、昔はべニヤ板のような素材でマサ１枚は３０㎝×１０㎝ですが、厚さが２mm位です。この製品のマサを縦に３分の２の横に２分の１ほど重ねて貼っています。屋根工事はマサ屋からトタン屋（ブリキ屋）に変わり現在ではトタン工事屋根の時代になりました。現在ではこの形式の屋根を見られる場所はテレビドラマの“北の国から”ロケ地富良野の五郎の家に使われているのしか見たことがありません。（現在は閉館している為見れません）

マサの１枚

屋根全体に葺いているマサ板

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