モルタル壁の劣化の見方は? 西区のY様宅屋根リフォーム
◇モルタル壁◇
傷みや材質の種類によって施工方法を決めます!
雨風や紫外線などにさらされる外壁は、経年劣化が避けられません。
経年劣化によるクラックは避けられない
モルタルは経年によって微細なクラックが発生します。原因のひとつは、モルタル自体の収縮や構造木材の乾燥収縮など。モルタルは水を使って砕石を砂と合わせ、乾燥させて造るため、乾燥収縮にモルタルが追随できずクラックが生じる。建物の壁など面積の大きい面では…乾燥収縮による亀裂をなくすることは難しいです。放置すると雨水や氷結をする。また暑い夏の建物の膨張、寒い冬の収縮などを繰り返し、次第に悪化する。雨水の侵入は鉄筋全体の体力をむしばんできます。特に『窓の四隅部と出入り口の上隅部』『広い面積の壁部分』『最上段、最下階の壁』はクラックが生じやすいので注意です。
ヘアークラックでも適切な補修が必要
ヘアークラックとは髪の毛ほどの幅(0.2~0.3mm以下が目安)の細くて深さのあまりないクラックのこと。割れの小さいヘアークラックであっても、塗装工程だけではその場しのぎになってしまい、数年もするとクラックの跡がでてきてしまいます。そのため、下塗り材を、ラスターなどの硬い毛の刷毛を用いてクラックの中に刷り込んで補修する。
危険性の高い構造クラックV字カットで十分な補修を
構造クラックとは、クラックの幅が0.3mm以上で深さが5mm以上あるおおきなクラックのこと。放置すると基礎の強度が低下し、建物を支えられなくなる危険もあります。構造クラックの場合、微細な地震などの要因でヒビが動くことがあるため、弾力性の強いシーリング材でヒビを修めることが大切です。手順は、まずシーリングが中に十分充鎮されるよう、クラックを工具でV字にカット。そこにプライマーを塗布してシーリング材を充鎮します。
屋根改修リフォーム工事(葺替)
札幌西区Y様宅
【現在の状況】
屋根ダクト排水溝(樋)の谷コイルの素材が旧材質であり、屋根トタンと谷コイルのつかみ部分も開いた状態になっております。又排水ドレン廻りもコーキング等が切れてこれからの個所から雨水が入り込んでスガモリが発生している状態です。現在の屋根トタン材質そのものも凍害・雪などにより、年数の経過とともに、老朽化しております。その結果、屋根トタンに穴が空いている箇所もあります。それらの箇所からも融水や雨水が入り込んでスガモリが発生しております。このまま放置しておきますと、内壁・天井・外壁材にも悪影響を及ぼし大掛かりな工事に発展しますので、早急に葺替耐久屋根にする必要があります。
【施工内容】
既存の屋根トタン(本屋根・笠木・淀板金)を屋根軸組下地に衝撃をあたえることがないように剥がし撤去をし、現在の排水溝(樋)を解体・撤去をし、排水溝の下地安定処理調整をまんべんなく行い『高品質寒冷地用耐久谷コイル』を堅固に施工します。そして木下地処理をまんべんなく行い、防水フェルトを全面に、まんべんなく敷き込み、その上に『高品質長尺カラートタン鋼板』を頑丈に敷きますので耐久性のある丈夫な完全防水の屋根になります。
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