地震に耐える強い家つくりませんか? 流れ屋根の仕組みをご紹介します!
耐震リフォーム
耐震補強ポイント
耐震に耐えるには強い壁が必要です。
◎耐力壁(筋かい・合板など)の新設・増設
◎開口部を耐力壁に改善
木造住宅は壁・柱・梁が一体となって地震に耐えられるようになっています。従って、開口部が多く、壁の少ない面や、筋かいなどが入っていない弱い壁などが多い住宅は、地震により倒壊する可能性が高いです。このような場合は、新たに壁を増設したり、既存の壁を強くすることによって耐震性を向上させることが必要です。
□壁補強の工法① 筋交い新設による補強
既存の筋交いに新しい筋かいを追加して壁を補強しています。
□壁補強の工法② 構造用合板による補強
□壁補強の工法③
耐震壁がない場合は、現在開口部になっている部分でも筋交いなどを設置して、耐力壁にすることも可能です。
壁の補強バランスも大事です。
筋交いなど耐力壁がバランスよく配置されていないと、建物がねじれてしまい、例え十分な耐力壁が配置されていても、地震に対して必ずしも安全ではないケースがあります。こうした場合、建物全体を考慮して、耐力壁が少ない部分に重点的に耐力壁を配置すれば、バランスが改善されて、より地震に対する安全性が高くなります。建物の形が平面的・対立的に整形できない場合、耐力壁を増やして建物の形を整え、床面の剛性を高めることも有効です。
札幌で屋根リフォーム改修工事
片流れ屋根
片流れ屋根はつくりがシンプルなため、屋根断熱がしやすく、切り妻屋根などの通常の棟換気(排気)と比べ、納まりも簡単でコストも経済的です。しかし片流れ屋根は、天井裏をつくらない場合が多いので、屋根裏に熱がたまらない工夫がより必要です。したがって、他の屋根のような小さな換気口では不十分なため、熱気がどんどん抜けるような大きな棟換気口軒先に取り付けます。さらに、図のように屋根の内側に外気を取り入れる換気口(通気層)を軒先の長さいっぱいに設けて、天井まで上昇した高温の空気を外に流します。この2つによって、より効果的に排熱・換気が可能になるのです。
屋根の形にかかわらず、屋根も棟全体で排熱する仕組み
片流れ屋根と同様に、他の屋根も棟換気口をつくることで排熱対策はできます。屋根裏に上昇した暖かい空気が、軒下から入った空気によって押上られ、屋根の頂上の棟換気口より外に出て排熱・換気をする仕組みです。又屋根裏の断熱に関しての対策としては、天井の上の断熱材を入れる場合、断熱材の厚さも最低でも、繊維系の断熱材で10㎝以上、樹脂発砲系で5㎝程度の厚さが欲しいと思います。できれば屋根のすぐ下で、屋根断熱して、熱がすぐに抜けるように、十分なおおきさの換気口を設けるなど、排熱対策をしたいものです。
夏は太陽が高いので、屋根への日照が多くなる
最も断熱対策が必要となっているので、真夏。じりじりと照りつける真夏の太陽は、屋根にとっても強敵です。夏至の正午には、太陽高度が60~80度近くなるといわれ、屋根の表面温度もそれと正比例するように高温になります。この時季に断熱や排熱対策が不十分だと、屋根裏に熱い空気や熱がたまり、夜になっても熱が放射されて、寝苦しい夜をすごすことによるので。さらに気をつけたのが、東と西の壁内を守ってくれます。しかし、朝と夕方は、東と西の壁面に直接日光が当たりますので、この箇所にも断熱等の対策が必要になります。
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